1993-06-11 第126回国会 衆議院 外務委員会 第14号
○澁谷政府委員 八十九カ国と承知いたしております。
○澁谷政府委員 八十九カ国と承知いたしております。
○澁谷政府委員 指定されております。
○澁谷政府委員 そのとおりでございます。
○澁谷政府委員 カンボジアについて設置されるかどうかは、私どもはまだ承知いたしておりません。したがって、日本との関係が具体的にどうなるかということについても、承知いたしておりません。
○澁谷政府委員 先ほども申し上げましたとおり、情報室は指揮の業務はやっておりませんし、そういった計画が具体的にあるということも、私どもは承知いたしておりません。
○澁谷政府委員 軍事情勢の分析ということから、武官だけでございます。
○澁谷政府委員 この点につきましては、あらゆる機会に国連側に、まず国連の財政を適正化するためには延滞金の解消、これを図るべきであるということは申し入れております。
○澁谷政府委員 確かにガリ事務総長の報告書には、現地の警察が直面しておりますいろいろな問題点が列挙してございますけれども、外国から派遣される文民警察は、それに対して直接そういった問題を処理するということではなくて、現地の警察のそういった業務を指導、監督するのがその機能であり業務であるというぐあいに書かれておりますので、これは我が方の法律の枠内であるということで決定をした次第でございます。
○澁谷政府委員 国連からの勧奨に対する回答は出しておりません。
○澁谷政府委員 国連に対しましては、昨年の夏、法案の成立前に、その法案の基本原則について説明いたしまして、国連側の理解を得ております。法案が成立しました直後にも、今度は法案の概要につきまして説明いたしましたし、その際、とりあえずの英訳も先方に手交いたしました。その上で口上書の交換が行われたわけでございますけれども、この内容はもちろん明らかにすることはできます。
○澁谷政府委員 当初は、私どもといたしましては、国連との間に、国連が出しております要員派遣に関するモデル協定に似たような協定を結びたいということで申し入れましたけれども、国連の方ではちょっとそれは難しいということで、口上書の交換、つまり国連側からの派遣の要請も口上書で、これに対する私どもの答えも口上書で出したという経緯がございます。
○澁谷政府委員 確かにポル・ポト派を除く三派から武器返却の要請は出ておりますけれども、まだニューヨークの国連本部で決定はなされておりません。
○澁谷政府委員 ほかの三条件も基本的には整っております。財政面につきましては若干滞りがございますけれども、これも、基本的にはUNTACの経費を支えるという点については支障はないというぐあいに判断しております。
○澁谷政府委員 国連のPKOの活動の中でも、これほど包括的なものはございませんでした。
○澁谷政府委員 この件につきましては、UNTACが目下調査中でございます。証拠物件等もすべてUNTACの手にございます。
○澁谷政府委員 先ほど申し上げましたように、これは一義的には国連が決定する問題でございますけれども、私どもが考えておりましたのは具体的にはヘリコプターでございます。一応そういう希望は出しております。
○澁谷政府委員 カンボジア全土にわたってという意味は、もちろん各州すべてにおいてということではなくて、カンボジアの大部分の領域において戦闘が行われるという状況でございます。
○澁谷政府委員 これは現時点では何とも申し上げられませんけれども、その時点になりまして関係諸国が協議いたしまして、安全保障理事会で何らかの意思表示が行われるはずでございます。
○澁谷政府委員 この点につきましては、若干各方面に誤解があったのではないかと思われます。ロシア側は我が方に正式にも非公式にも提案してきておりません。
○澁谷政府委員 確かに平和執行部隊につきましては、例の「平和への課題」でガリ事務総長が提案しました平和執行部隊によく似ております。しかし、細部につきましては本当に同一のものであるかどうかはさらに検討する必要があるかと思います。
○澁谷政府委員 ソ連側の提案につきましては、一部報道はされておりますけれども我が方に対しては提案はされておりません。これが若干誤解があるのかと思います。 それから、旧敵国条項に関しましては既に死文化しているというぐあに考えております。
○澁谷政府委員 そのとおりでございます。
○澁谷政府委員 UNTACとポル・ポト派を除く各派との間には安全確保のための合意ができ上がっておりますけれども、これも、例えばUNTACの軍と各派の軍が合同して対処するということはないというぐあいに明記されておりますし、これはあくまでも選挙をめぐる情勢の安定確保を目指した合意でございまして、ポル・ポト派との対決を目的としたものではないというぐあいに私どもは考えております。
○澁谷政府委員 もちろん完全な安全保障ができるかどうか、そこはわかりませんけれども、UNTACといたしましては、まず、カンボジアの各派との間で安全確保についての合意を結んでおります。この合意のもとにさらに具体的な措置がとられることになると思っております。私どもといたしましては、こういった措置が効果を発揮することを期待いたしております。
○澁谷政府委員 もちろん現状で選挙が一〇〇%成功するという保証はございません。しかしながら、UNTAC及びシアヌーク殿下その他の関係者は、選挙を成功裏に導くよう最大限の努力をいたしております。したがって、私どもとしては、こういった努力を今後とも支持して選挙の実現に努めたいと思っております。
○澁谷政府委員 要員、特に国連が派遣しているボランティアについての安全、つまりそのボランティアの警備を強化する、具体的には兵力をつけるということでございます。
○澁谷政府委員 その点については承知いたしております。
○澁谷政府委員 確かに先生のおっしゃるように、モザンビークは遠い国でございます。恐らくは政府が最終的な判断をするときにも、そういった距離観というのは一つの判断の材料にはなっていると思います。 しかし、私どもがモザンビークを考えるに当たっていま一つ考慮に入れなくてはならないのは、最近の紛争を見ておりますと、一番大きな側面は安全保障の問題ではございません。
○澁谷政府委員 先生がおっしゃいましたとおり、昨年の十月三十日とことしの一月十二日に自衛隊施設部隊による交通事故が発生いたしまして、おのおの現地人一名が死亡したというぐあいに承知いたしております。この二件の事故に関しましては、UNTACにおいて現在調査中でございます。この調査結果を踏まえた上でなければ、我が国としてどうすべきかということは申し上げられないという事情にございます。
○澁谷政府委員 この事故につきましては、国連のコマンドのもとにおける公務に従事しているさなかにおいて起こった事故でございますので、UNTACが現在それを調査中でございますので、その結果を待ってからやはり我が方が対応を考えるというのが筋だと思います。
○澁谷政府委員 英国につきましては、国内法上の取り扱いが、民間航空会社が運航している航空機は、軍需物資を運んでいても民間航空機として扱うということになっております。
○澁谷政府委員 この調査団は特定の目的を持って派遣されたものではなくて、あくまでも報告の結果を待ってできることがあればやるという姿勢でございます。
○澁谷政府委員 そのとおりでございます。
○澁谷政府委員 まず、ウタリ協会ないしはアイヌの方々の意見を聞くべきではないかという点でございますけれども、関係各省庁は、例えば外務省もウタリ協会の方々と個別的にお話をしたり、あるいは情報をいただいたりしながら、それを関係省庁との協議の場で配付する等、できるだけウタリ協会からの御要望にはおこたえするように努力いたしております。
○澁谷政府委員 実はこの点につきましては、ガリ事務総長が先般訪日された際の会談で本来ならば詳細な議論をもう少しやりまして、ガリ事務総長の考え方をもう少し詳しく知りたかったわけでございますけれども、時間等の都合がございまして、それはできませんでした。
○澁谷政府委員 この社会開発サミットは、昨年の国連総会において開催が決定されましたけれども、このサミットの準備委員会の開催がいまだ行われておりません。また、サミットの議題もまだ決まっていない状況でございます。
○澁谷政府委員 六月までに国連事務総長に意見を提出することになっておりますけれども、現時点において、我が国がどのような具体的な意見を提出するかについては目下未定でございます。 ただ、我が国といたしましては、従来より下記のような二点を主張しておりますので、この二点を踏まえたものになるかと思っております。
○澁谷政府委員 UNTACそのものにつきましては、総選挙を経て新政府が樹立されて本来の役目を終わることになっております。総選挙後も、したがって一定期間はカンボジアにとどまることが予定されております。安保理によって承認されましたUNTACの任期は、最大限本年九月十五日までとなっております。
○澁谷政府委員 委員御指摘のとおり、総選挙の後、新政府の成立に至るまでの間は非常に重要な時期だと私どもも認識いたしております。